松川町上片桐・大沢 茂男氏の桜の園「珠峯公園」
2009.4.12

実家の松川町から箕輪町の住まいに車で戻る時、上片桐地区で桜がいっぱい咲いている所があり、かの有名な
「大沢茂男」氏の”桜の園"でないだろうか?ちょっと寄って見せて貰おうと入っていったら広大で沢山の桜の木
が未だ若いが満開でとんでもなく綺麗な所だった。
一人で見るのが勿体無く大沢さんにお会いして母親や
姉にも見せたいことを伝えると「親孝行息子だ。大いに見せてやってくれ!」と大歓迎を受け案内迄して戴いた。
この桜の園は毎年大沢氏がヒマラヤの氷河湖で元旦遊泳に挑んでいる(30年続けておられる)エベレスト=
珠峯(チョモランマ:中国名)にちなんで大沢氏は「珠峯公園」と命名された。この土地は大沢氏が戦後、
梨の果樹園として開墾整備されたもので20000uの広大なものだ。 大沢氏について伊那地方事務所殿が
2007年7月に取材され掲載しているHPがありますので是非参考にされたい。

⇒  伊那地方事務所殿の取材記事(クリック)

   ⇒  「珠峯公園」の写真のスライドショー(クリック)

大沢宅に入れば庭の先は”桜の園"。 「歓 珠峯公園 迎」
沢山の桜が満開で綺麗に整備された"桜の園"が続く。
西方向には中央アルプスが見え素晴らしい景色。
東方向には南アルプス連峰(塩見岳、荒川岳、赤石岳)が見える。
桜の木は大沢氏の手で上に伸びない様に剪定さfれており果樹園梨や林檎の木の様な低く横に 広がる枝ぶり
になりつつ育っている。 その為、木の間隔も広い。 「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」は当てはまらないと力説された。
大沢宅の庭には「珠峯公園」設立の石碑がある。

石碑の裏には設立の経緯が刻まれている。
沢山の石碑が庭にあるが、これは大沢氏がヒマラヤの氷河湖で毎年元旦遊泳に挑んだ後に
思いを記念として刻んだもの。

大沢氏がヒマラヤの氷河湖で毎年元旦遊泳に挑む練習用プールが庭にある

「名勝 東赤石西駒ヶ岳」と記されている。 確かに東に「赤石岳」、西に「(南)駒ヶ岳」が見える良い景観の場所。
大沢氏が周囲1kmの桜の園の経緯を説明しながら案内して下さった。
途中で訪れて来た方と一緒に。

大沢氏は桜の種から子、孫の苗木を接木をして育て、ヒマヤラに行く時に ネパールに寄贈している。
今年、その桜がネパールで開花したのだそうだ。
左の苗木は大沢氏が自慢の木で(花が)美人なのだそうで桜も美人は”虫”が着き易いと言っておられた。

大沢氏は今年御年86歳なのだが、背筋が伸びて60歳代に見える元気な御老人だ! 大沢氏から戴いたカード
中央/南の両アルプスを望める好位置にある広大な桜の園。 まだ木は若いが低く横に広がった桜の木は
数年後にはどんな景観を見せてくれるのか? 花の時期、紅葉の時期に毎年訪れたい。  

Tsutomu

<<Back to Home

カウンター