霧ヶ峰のニッコウキスゲ
撮影
2009.7.20
霧ヶ峰高原には「霧ヶ峰」という山があることを初めて国土地理院の地図で知った。 毎年ニッコウキスゲを見に
霧ヶ峰インターチェンジ(強清水上のビーナスラインの交差点)の駐車場に車を止めて自然観察散策路を通って ビーナスの丘、車山肩迄を往復しているが散策路を登り切ったところが「霧ヶ峰(1756m)」である。 3連休の最後の日にやっと晴れてあまり時間が無かったがこのチャンスしかないので無理して見頃になっている ニッコウキスゲを見に行った。 霧ヶ峰山頂からビーナスの丘、車山肩付近は見事に咲き揃っており、晴れた青空 に映えて当に霧ヶ峰高原のニッコウキスゲであった。 今回、復路で自然保護センターのパトロールボランティア の方と同行させてもらった際、「霧ヶ峰」を「ゴマ石山」とも言うことも初めて知った。 ( 国土地理院の地図、 自然保護センター発行の地図、Yahoo!地図 を参照) 鹿の食害が無かった頃は、霧ヶ峰(ゴマ石山)の山頂からその下の斜面はズーッと一面にニッコウキスゲが咲き 乱れて黄色の絨毯になりこの路を散策する人だけが見られる素晴らしい景色であった。 ビーナスの丘や車山肩 付近のいっぱいのニッコウキスゲも良いがここを下から見る景色が格別に好きであった。 今年は昨年より食害 が減った様だが霧ヶ峰山頂付近と下の実験用の網で囲った区域以外の食害のヒドさに唖然とした。 壊滅状態でヒドいものだ。 ボランティアの方の説明では蕾を好んで食べており、近くに逃げ隠れできる林がある 付近の食害が特にヒドいのだそうだ。 県や市町村では狩猟駆除や防御ネットを張り巡らせて対策を施している が難しい問題だ。 |
鹿の食害の様子
自然観察散策路の高原植物