【紫金山・アトラス彗星】
92024.10.20

10月に入って、地球に接近している「紫金山・アトラス彗星」がネット、新聞で話題になってこの彗星の魅力的な写真が目に留まり、この彗星の実物を見たいし写真も撮りたいと思っていたが、見られる朝方/夕方は東も西も山が高く、何よりも肝心な天候が良くなく見えるらしい位置には雲が覆ったり、雨模様の日が多く諦めていた。 地元の新聞に伊那市のアマチュア天文家の野口輝雄氏が箕輪町の福与地区で10/13の夕方撮影された写真と記事が大きく掲載された。 山際近くに大きく彗星が撮影されており、10/20に撮影場所近くで観察会を開催とあり、前日迄殆ど曇りだったが、この日は晴れてカメラ持って観察会に参加した。 新聞の写真を見て肉眼で綺麗に見られるものと臨んだのだが、晴れてはいたが 薄く靄が有って視力が弱いと見えない程の彗星で位置を聞いても望遠レンズ装着のカメラで覗いて捉えているのか判らない。観察会では天体望遠鏡にカメラを取付て用意されたプロジェクターに映し出して見せて貰えた。 カメラで何枚か撮ってみたが、モニター画面では小さ過ぎて撮れているのか? 前日までの暖かさが無く冬の気温で寒くて切り上げた。 家で撮った画像をそのままパソコンで見たが彗星が写って いなくてガッカリ!  画像処理で正規化してみたら画像の下方に何とか写っていたではないか! ファインダーで位置決めた時に見えていれば望遠を強くして撮れたのだが、大変:残念!!だった。

10/17の新聞に載ってた「紫金山・アトラス彗星」の写真(みのわ新聞記事から借用)(の()
観察会会場の福与区農村運動公園で撮った写真画像の下方に何とか捉えていた彗星 
上の画像をパソコンの画像編集で 拡大したもの。 上方の光の線は人工衛星の光跡。 ISO感度設定が小さ過ぎた (;_;)。
別の撮影画像にも下方に彗星が写っていた 
上の画像をパソコンの画像編集で 拡大したもの 
観察会では、用意された天体望遠鏡で捉えた彗星をデジタルカメラで撮り接続したプロジェクターでスクリーンに投影して彗星を見せて貰えた。
野口さんが9月下旬に朝方、東の空で撮影された彗星。伊那市西箕輪で撮影 した写真をプロジェクターで投影の画像
観察会では、土星と地球の公転で10日ほどで地球から見ると土星のリングが垂直となってリングは厚さが薄いので一時見えなくなるとのこと。
この時の望遠画像をプロジェクターに投影して見せて貰えた。

明日以降はあまり天候は良くなく残念ながらもう自力で見ることは出来ないだろう。 そうなるとこの彗星は8万年後に!!!

<<Back to Home   <<2024年メニュー

カウンター