【飯田高校一九会 平成18年度 定例総会 オプション行事】
風越山登山
11月4日(土) 午前8:30から

             「風越山(かざこしやま)」登山日誌  − 紅まんさくの紅葉を見に −

飯田高等学校19回卒業の同期会「一九会」の毎年一回ある総会のオプション行事として事務局より企画された
「風越山登山」に参画した。 当初は体力を考え他の市街地散策に参加を表明していたが、この山に行ったことが
ある姉から「折角の機会に紅まんさくの紅葉を見に行かなくちゃ!」の一声で「それはそうだ!」 で変更。世話人の
松澤さんから参加人が少なく中止しようとしていたが私が加わったことで決行する運びに! その後2名と犬1匹
が加わり6名+1匹の愉快な「登山隊」となった。 天気は晴れ、朝のうちは伊那谷特有の朝霧が立ち込めていた
が徐々に晴れて申し分ない 天気に。

メンバーは 世話人の松澤 盛雄君(F組)、山田 恵一君(G組)、北原 隆司君(H組)、 原 哲夫君(H組:卒業後目を
患い、現在松本盲学校の教官)と盲導犬のエリンちゃん、 宮嶋 孝彦君(F組)、最後に坂牧 勉(D組) 

風越山(かざこしやま)の全容。 左は喬木村から(5月撮影) 右は飯田市山本から。
前の山が「虚空蔵山 1130m」 後方が「風越山 1535m」 この様な形状であることはこの時
知った。
  8:30に風越児童公園に集合し、ここから2台の車で入れる所まで乗り入れ時間と高度を稼ぐ。 ここからは風越山
  山頂との標高差885mであり、諸アルプスの登山とも大差ない程の標高差であり決して軽くは無い山行であること
  を心して車を置いていざ出発。
道はしっかりしている。
           最初のポイント「石灯篭」標高780m 此処で行く前の元気な姿を撮っておく。
 盲導犬「エリンちゃん」と原君は最初は戸惑っており心配したが、慣れてしまったら私達(私だけ?)よりずっとしっかり
 した足取りと速度で登坂しており、宮嶋君と私は紅まんさくを探してもたもたしていると直ぐ離されてしまう状況だった。
 原君とその盲導犬「エリン」ちゃんの"登山の学習"の良さにびっくり敬服であった。     
道は徐々に急になるがまだまだ元気。
松澤君に寄り添うエリンちゃん。右は原君。
秋葉様でちょっと休憩。
何ともおとなしくて可愛いエリンちゃん。
木々の紅葉/黄葉が綺麗だ。
紅まんさくの自生の説明板。 県の天然記念物。
写真をクリックすると拡大表示
紅葉した「紅まんさく」がまだあったが
この時点では綺麗さはちょっと期待はずれ!。
   この説明立て看板は行く時には、「紅まんさく」がこの周辺に自生し県の天然記念物指定を受けて いる程度の
   読み方をしていたが、重要な記述を見逃していた。
      @「紅まんさく」の云われは、花の色から来ていること。
       A花は秋(正に今)に咲き、翌年の秋に実を付けること。
    同行していた宮嶋君はもう少し真面目に読んでいたのか、以前から知識があったのか行く手に次々現れる
    「紅まんさく」の木を見て「あのポヤポヤと着いているのが花だ」と言っていたが、木が高くて花と言われる 「物」
    は小さく肉眼では花と判別するにも黒っぽく見えて花とも思えず。
    デジカメのズームを最大にして撮影。赤っぽさはあるが、「これが花かねぇ?」 でした。 帰りにこの説明板を
    読み直して「やぱり花なのだ!」でそれ以降の「紅まんさく」を見る目が違って宮嶋君が花だと判別できるもの
    を見つけ帰りに撮った。 最後のページに掲載。
自生地の案内板の周辺は「紅まんさく」は多いが綺麗に紅葉した「紅まんさく」は少なかった。
高度を増して行く先に綺麗に紅葉した「紅まんさく」が現れた。 枝の所々にある「もの」が花。
紅葉した「紅まんさく」

次ページに続く

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